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10月10日は目の愛護デー 健康を保つために

10月10日は「目の愛護デー」なんだそうです。

1010を横にすると、眉毛と目になることから
1974年に制定されたということです。

今現在、「目の愛護デー」は厚生労働省を中心に、
目の健康を普及する日となりました。

そこで今回は目の健康について考えてみたいと思います。

現代の私たちは日常スマホ、パソコンやテレビなどで
目を酷使しない日はありません。

私もパソコンをよく使うのと歳もあって、
目が痛んだり、ショボショボすることが多くなっています。

他にもチカチカしたり、
ゴロゴロする人も多いのではないでしょうか?

それに「ドライアイ」もあります。

「ドライアイ」とは?

「ドライアイ」は、パソコンなどの機器の画面に集中すると、
どうしてもまばたきの回数が減ってしまいます。

そうすると、涙の量が減り、
目の表面が乾いてしまう「ドライアイ」になる訳です。

涙は常に目の表面を覆って、
角膜や結膜を保護する役目をしています。

ですからドライアイになると、
目の表面の健康が損なわれて、
角膜の表面がつっぱって、傷がついたりして、
眼球の抵抗力が低下したりします。

目が痛い男性

目の疲れ

目が疲れると、集中力や注意力が低下することが知られています。
そうすると、仕事の能率が落ちてしまいます。

人間の目というものは、
もともと近くを見るようには出来ていないのです。
ですからスマホ、パソコン、ゲームなどで近くを見る生活をしていると、
目のピントを合わせる毛様体筋が緊張状態が続いてしまい、
筋肉疲労をおこしてしまいます。

物を見る時にレンズの役割を果たしている
水晶体の厚さを調節してピントを合わせるのが
毛様体筋の役目です。

この毛様体筋が疲労をおこす訳です。
この筋肉疲労が目の疲れの原因となります。

目の疲れは脳の疲れ

脳に送られてくる情報の80%~90%は
目からの情報だと言われています。

目の疲れが、脳の疲れに繋がっているのです。

脳が疲れると前述したように
集中力や注意力が低下することにつながります。

脳が疲れていると、
頭痛や肩こり、だるさ、イライラなど
いろいろな症状が全身に影響したりします。

スマホの操作

目の健康を保つ食事を

いろいろと目の健康を保つための成分が言われていますね。
私たちは情報化社会にいるので、
常にそれらの情報に囲まれています。

しかしなかなかわかってはいても
摂取できないことが多いですよね。

それで、サプリメントに頼ったりしてみたり・・・。
サプリメントもいいとは思いますが、
やっぱり基本は食事だと思いますので、
目の健康にいいとされる栄養素と働きを
ここに載せてみますね。

食事風景

【タンパク質】
臓器を構成する主成分であり、
組織の正常な働きを助けます
———————–
肉・魚・卵・大豆・牛乳

【DHAとEPA】
不飽和脂肪酸であるこれらは
中性脂肪やコレステロールを低下させる作用
視力回復に効果
———————–
まぐろ・ぶり・さば・さんま・いわし

【ビタミンA】
皮膚や粘膜の正常化を促す
角膜の表面を保護する粘液の成分
網膜で光を感じる細胞の材料
目の健康に欠かせない
疲れ目・ドライアイの防止
———————–
うなぎ・レバー・卵・牛乳・チーズ
モロヘイア・人参・かぼちゃ・他緑桜野菜

【ビタミンC】
免疫力の向上
水晶体の酸化防止・透明度を保つ
充血を防ぐ
目のリフレッシュ
———————–
菜の花・赤パブリカ・ブロッコリー
柿・キウイ・柑橘類
じゃがいも・さつまいも・緑茶

【ビタミンB1】
糖質をエネルギーに変えます
視神経・筋肉の疲労を解消
視力低下を防ぐ
———————–
豚肉・大豆・玄米ごはん・そば
うなぎ

うな丼

【ビタミンB2】
成長を促します
視神経・筋肉の疲労を解消
視力低下を防ぐ
———————–
レバー・うなぎ・さば・さんま
納豆・牛乳

【ビタミンB6】
肌のバリア機能を高める
脂質の代謝を高める
水晶体の代謝と免疫機能を助ける
———————–
レバー・とりささみ・かつお・まぐろ
さけ・さんま・さば・バナナ・さつまいも

【ビタミン12】
赤血球を生成
視神経の機能を正常にする
———————–
レバー・カキ・さんま・あさり・しじみ
さば・ほたて貝

【ビタミンE】
活性酸素を取り除く
抗酸化作用・細胞の老化を防ぐ・老眼予防
疲れ目・ドライアイの防止
———————–
さけ・うなぎ・植物油・かぼちゃ・アーモンド

納豆

【亜鉛】
新しい細胞を生み出すのに欠かせない
網膜の変性を防ぐ
視神経の伝達をサポート
———————–
カキ・カニ・うなぎ・牛肉・レバー
納豆・牛乳

他に体の生理機能にもよく、
目にも良いとされていて有名な
ブルーベリーや赤ワインなどに含まれている
ポリフェノールの一種であるアントシアニンもあります。
ポリフェノールは強い抗酸化作用があります。

またカロテノイドの一種であるアスタキサンチンもあります。
これらは、鮭・エビ・カニに含まれています。
カロテノイドも抗酸化力があり、
紫外線から目を守ってくれる作用があります。

目の健康や維持に有効とされてサプリメントにもなっている
有名なルテインもあります。
このルテインは、
ほうれん草やキャベツ、ブロッコリーに含まれています。

サラダ

目の愛護デーを機会に、
食事の基本である主食・主菜・副菜のそろった食事を心がけながら
目の健康を保つ栄養素を含む食材を
意識して取り入れていてはいかがでしょうか。

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