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ラジオ体操が今またブームになっています
ラジオ体操の大衆的な良さが見直されているのでしょう。
どこでもできる国民保健体操として1928年(昭和3年)の
昭和天皇即位の式典事業の一環でラジオ放送されました。
ラジオ体操が全国放送になったのは、1929年(昭和4年)のことです。
その後ラジオ体操の歌が1931年(昭和6年)に
小川孝敏作詞、堀内敬三作曲のもとできました。
ラジオ体操はそれぞれ3分ほどの短い体操です。
この短い体操の中で全身をほぐすことができるなんて、
凄いと思いませんか?
ラジオ体操の効果って?
一日に約15分で成人の一日分の運動量に匹敵するということです。
それぞれ1回で3分ほどの体操なので、
男性なら5回、女性なら3回で一日の最低必要量を満たすそうです。
全身を十分に動かせるようになっているラジオ体操は
くまなく筋肉を伸ばし、血行促進に役立ちます。
その結果、肩こりや腰痛、冷え性、筋肉の機能改善されます。
いろいろ調べていくうちに
私もぜひ、取り入れたいと思いました。
ラジオ体操第3があるって?
ラジオ体操は、
「第1・第2体操」、あと「みんなの体操」があるのですが、
最近になって、「ラジオ体操第3」があることを
テレビで放映されていて知りました。
あの一般的な「第1・第2体操」とどこが違うのでしょう。
「第1・第2体操」と「第3体操」との違い
1.急激に心拍数を上げることなく、徐々に上げるようになっている。
2.ラジオ体操第3は、16の動作があるのですが、
第3運動から第16運動まで110拍/分から150拍/分の間の有酸素運動域になっている。
3.第12運動あたりから徐々にクールダウンしていき、身体の負担が少ないようになっています。
ラジオ体操第3があるって?
ラジオ体操第3は、
終戦後1年半だけ放送された幻の体操となっていました。
第3は、国民保険体操よりもっと強い体操が望まれて
1932年(昭和7年)に青壮年向けの第2体操が放送され、
さらに、1939年(昭和14年)に
国民の体力向上と国民精神の高揚を目的とした
大日本国民体操(初代ラジオ体操第3)が放送されました。
その後はラジオ体操自体すべて放送中止になりました。
その後、1951年(昭和26年)に第一と第二が復活。
しかし第三はそのままになってしまいました。
ラジオ体操第三は、その頃はラジオ放送だったので、
複雑な体操動作が「普及させることが難しい」となり、
また放送中止に。
しかしその後、龍谷大学の安西将也先生が復刻されました。
きっかけは平成25年のフォーラムのコーディネートが
きっかけだったそうです。
ラジオ教室第3体験教室を開催したおり、
この体操はテンポが速く、ちょっと難しいところもあり、
覚えられないとの声から復刻DVDを作成したそうです。
ただ、当時作成された資料が乏しく、
動画のないラジオ放送がなかったため、
復刻にかなり苦労したようです。
こうした訳でラジオ体操第三は現在DVDになってあります。
販売もされています。
実は、私は興味を持ってこのDVDを購入してみました。
そして実際やってみて、
エンポが速くて、ついていけなかったです。
強度もかなりあります。
でもこれから何度もやるうちに
きっとスラスラとできるようになると思います。
ラジオ体操の動画はどこに?
Eテレ 6:25~6:35
NHKG 9:55~10:00、14:55~15:00
ラジオ第1 6:30~6:40(毎日)
ラジオ第2 12:00~12:10、15:00~15:10(日曜除く)
YouTubeで検索すればたくさん出てきますが、
一番のおすすめは、
ラジオ体操第一・第二・みんなの体操が掲載されている
かんぽ生命 ラジの体操動画映像です。
http://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/csr/radio/abt_csr_rdo_movie.html
ラジオ体操第3についてもYouTubeに一応動画があります。
検索してみてください。
キチンとしたラジオ体操第3がわかりたい方は
DVDの購入をお勧めします。
ラジオ体操の音源はどこから?
検索すると、そういうサイトもあるようです。
または、テレビやラジオから録音してやってみるのもいいですね!