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ノーベル物理学賞受賞 梶田隆章博士と日本科学未来館
今回、2015年のノーベル物理学賞を
東京大学宇宙線研究所長の梶田隆章博士(56)と、
カナダ・クイーンズ大学のアーサー・マクドナルド博士が受賞しました。
梶田隆章博士は、「ニュートリノ」という
目に見えない粒子の振る舞いを観測し、
質量がないとされてきたニュートリノに、
実は質量があったことがわかったことです。
5階に「世界をさぐる」というコーナーの「宇宙」の中で、
今回、2015年のノーベル物理学をとられた梶田隆章博士のテーマである
「ニュートリノ」の観測についてのことが展示されています。
梶田隆章博士は、素粒子ニュートリノの観測で
平成14(2002)年に同じ物が理学賞を受けた
小柴昌俊さん(89)の弟子になります。
小柴昌俊先生の助手としてデータを解析をしていた時に、
ある異変に気がつき、それからそのことを追及していったそうです。
そのとき観測していたのが、「ニュートリノ振動」です。
日本化学未来館の5階には
『世界をさぐる』と題した展示があり、
私たちをとりまく宇宙、太陽系などの広い世界のしくみを
さまざまに紹介しています。
その中に「ニュートリノの観測」というコーナーがあります。
そこの監修が東京大学 宇宙線研究所の梶田隆章博士になります。
そこには、筑波でニュートリノをつくって、
飛ばしたT2Kという実験の
「スーパーカミオカンデ」でキャッチしたのですが、
その「スーパーカミオカンデ」の模型もあります。
この模型に展示の監修が梶田先生だそうです。
現在、日本化学未来館には
約50人の科学コミュニケーターがそろっています。
その科学コミュニケーターたちが
今後詳しい解説記事を公開してくれるそうです。
楽しみですね!
私もぜひ、「スーパーカミオカンデ」の模型や
ニュートリノについての記事を見たいと思っています。
日本化学未来館について
【所在地】 東京都江東区青海2-3-6
【開館時間】 10:00~17:00
※入館券の購入は閉館30分前まで
【休 日】 火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)
※施設保守のため臨時で休館日を設ける場合があります
※春・夏・冬休み期間等は火曜日も開館する場合があります
【料 金】 大人 620円
18才以下 210円
ドームシアター鑑賞料
大人300円 18歳以下100円
※入館券とのセット購入のみの扱いとなります。(各種前売り券、招待券、年間パスポート、無料開放日等の場合は除く)
※ドームシアターは予約制です。以下2種類の予約方法があります。
●当日先着順の予約(入館券購入時にチケットブースでご予約ください)
ドームシアター鑑賞料: 大人300円 18歳以下100円
※入館券とのセット購入のみ
●事前WEB予約(ただし、上映前日の午後5時まで)
※詳細については、日本化学未来館のホームページにて確認してください。