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「相模の大凧まつり」座間市で伝統の100畳の大凧揚げ
平成28年5月4、5日と、
「かながわのまつり50選」に選ばれている
「相模の大凧まつり」が行われました。
パンフレットに「日本一」と謳ってあるので、
どんなだろうかと見に行ってきました。
会場は、座間市にある相模川の河川敷になります。
3つの会場があって、
新戸・勝坂会場と下磯部会場、上磯部会場とあります。
当日は、無料のシャトルバスが
小田急線の相武台前駅から出ています。
ここの大凧の歴史は、
天保年間(1830年頃)からといわれ、
本格的には明治中期だそうです。
最初は個人的に子供の誕生を祝って揚げていたのですが、
だんだんに地域的なものに発展していったそうです。
凧の大きさは14.5m四方、
重さは950kgの8間凧(はちけんだこ)になります。
8間凧といっても大きさがわかりにくいですね。
これは、64坪になり、
たたみの128畳分に当たります。
しっぽの長さは85m。
凧揚げは、80人~100人で行われます。
大凧の題字は、市民から募集したもので、
大凧の字は相模原市長が直筆したものを元に
大凧に書き写したものです。
今年の凧文字は『福風(ふくかぜ)』でした。
この題は、地球上のすべての人々に
大凧に大きな幸福をのせて、
運びたいとの思いからつけられました。
この願いが今、
この地球上に最も必要なことでしょう。
相模の大凧は
「かながわの民族芸能50選」
「かながわのまつり50選」
に選定されています。
大凧の会場では、
最初に2畳分の1間凧が揚がりました。
これには、ドラえもんの絵が描いてありました。
最初に小さい凧を揚げるのは、
小さい凧を揚げることによって、
自分たちの凧をどう揚げるかを見ているそうです。
そんなこととは
私は言われるまで全然知りませんでした。
そう言われれば、
そうして慎重に判断できたら、
参考になりいいですよね。
今日は2m~5mの風がありました。
次は芹沢の凧の「天翔」で、
ドラえもんの凧の4倍の大きさです。
こちらは昨日は揚がったということでしたが、
今日は風が弱すぎで
なかなか苦戦でした。
3会場あるのですが、
土手を歩いていくと、
全てそれぞれ好きなところで見ることができます。
当日はとても良いお天気でしたので、
すっかり夏の気分でした。
4日の日は風が結構あり、
よく揚がったのですが、
5日の日はよく揚がりませんでした。
それでも間近かで、
大凧の話なども聞けて
いろいろ見て、知ることもできます。
河川敷は気持ちよく、
屋台もたくさん出ていて、
消防自動車に乗れたり、
パトカーに乗ってみたりすることができて、
子どもたちも大喜びをしていました。
またバンドの演出も鑑賞することが出来、
楽しいひと時を過ごすことができました。